VISION

不動産会社に対しての皆様のイメージはどうでしょうか。

強引

いかつい

怖い

態度が悪い

騙されそう

契約時の説明が違う人が出てくる

アフターフォローが無い

と思われている方が多いと思われます。

実際には、上記のような方もいますが、多数の不動産営業は誠実な方が多いです。

不動産営業は基本に売上での歩合給与を採用しています。

これは、契約しないと売上が上がらないという不動産会社の宿命が原因でもあります。

売上を上げる為には、時間効率、成約に繋がるお客様だけの対応、売上の単価順に対応、契約後は次の契約に対しての準備と給料を上げる為に個人の営業担当がごく自然に発想する事なのです。

これは、賃貸の借りる、貸す、売買の買う、売るのどれに対してもあてはまる事です。

 

また、お客様が所有している不動産を賃貸でも売買でも良いよと不動産会社に相談した場合に、不動産会社からは売った方が良いという返事が圧倒的に多いのも問題です。

理由としては、仮に３０００万円の戸建だとします。

不動産会社の利益として、

売却の場合は、（３０００万円✖️０.３%➕６万円）✖️消費税＝１０５.６万円

賃貸の場合は、１０万円✖️消費税＝１１万円（エリア、物件により賃料は変わります）

と大きな差が出てきます。

こうなると、不動産屋は売却の方が利益が出るので売却を勧める訳です。

そして、売却した後で知り合いの不動産会社に話してみると、それは賃貸でよかったんじゃないの？

「え？？」となって後悔しても遅いのです。

但し、実際に売却した方が良い場合ももちろん有ります。

 

次に、高齢の方からすると「周旋屋（しゅうせんや）」だから、という方もいます。

不動産会社は昔は免許がありませんでしたので、ヤクザまがいの人間でも不動産屋ができていました。

それではいけないと、昭和２７年に宅地建物取引業法が施工されて、その後に免許制に移行されています。

つまり、昔の不動産屋はヤクザ？というイメージが残った理由の１つです。

こういった理由でネガティヴなイメージが残っているわけです。

 

不動産の取引なんて人生で何回も無いのに、安心して契約できないのか。

私もそう思います。

 

私も家を借りたり（２回）、家を買ったり（３回）、売ったり（２回）と一般的な方より多いと思います。

その都度思いました。

 

私もして欲しい事を同じようにお客様にもする、これが弊社の根幹です。

基本的には、私が自分自身で私にした事をお客様にも共有していきます。

１.お客様の希望が本当にしなければいけないことか、間違っていないか検証する。

＜理由＞

家を売りたい、土地を売りたいという方がいます。それは本当に売らなければいけないのでしょうか。

もちろん、売らなければいけない場合が多いと思いますが、資産として収益に出来ないものか検証します。

売らずに貸すという選択肢もあるならば、その提案もしなければいけません。

もちろん、不動産会社の収益としては、売却した場合の仲介手数料の方が多いですから、一般的な不動産会社なら「早く売りましょう！」と迫ってきますが、それは不動産会社の収益の為であり、お客様の状況を把握していない不動産会社だと思います。

また、家を借りたいという場合でも、希望エリアの立地、将来的な事を考えると家を買った方が良い場合があります。

インターネットでは、賃貸、売買とどっちみたいな内容の記事が毎日出てきますが、一般的な事であり、それがお客様の個人、個人に当てはまる事はありません。ただ、購入の説明をして、やっぱり賃貸で借りたいという事でしたら、全力で賃貸物件をご紹介いたします。

 

大事な事は、賃貸、売買との選択が間違っていないか不動産営業も一緒に考える事です。

２.徹底的な調査を行う。

＜理由＞

家を買う場合、借りる場合は、どこのエリアが良いか、相場はいくらかと把握していないと、購入価格、賃料が高いか安いか妥当かが分かりません。

また、売る場合も貸す場合も同じです。相場はいくらで、この物件ならこの金額ぐらいが妥当など。

全ての場合に、相場がどうかという事をお客様が把握できる状況が大事です。

不動産屋が妥当だと言っていただけで判断してはいけません。

妥当なら妥当な理由を把握してください。

これを理解して売る買う貸す借りるでは、漠然とした状態か、明白になった状態で取引するかで不安になるか、満足して取引できる大きな違いになります。

住宅ローンに関してもそうです、数ある銀行の中からどの銀行が良いか、正直に言ってしまうと毎月銀行の条件は変わります。その中から、どの銀行が良いかお客様と一緒に検討します。住宅ローンが初めてという方は、住宅ローンの基本からご説明します。

 

大事な事は、なぜなのかという理由を説明してくれる不動産営業でないと損をする事があります。

３.お客様が満足できる契約ができるまで長いお付き合いをしていく。

＜理由＞

家を買いたい！はいどうぞ！と希望の物件が無い事がほとんどです。

これ覚えていて下さい。

不動産は、唯一無二なので、他と同じものは一切ありません。

購入したいから、今ある物件で妥協しようとかだと色々な意味で後悔する可能性があります。

 

私個人の場合は、２回目の家を購入するのに、４年かかりました。３回目は３年です。

そして、私のお客様でも、３年、５年と探し続けてやっと購入できる場合が多いです。

１年以内に購入したい物件が見つけられる方は本当に少ないです。

半年で買えたという方は本当にラッキーな方です。

 

では、見つかるまでどうするのかですが、住宅ローンを理解する、ブラックリストに入っていたらそれを解除していくようにする、実際に色々な不動産を見てみると時間があってもする事はあります。

それが買う為の準備です。

 

そして、何故時間がかかるかという理由は買った後の事を考えているからです。

「買った後？」

買った後は将来何があるでしょうか。

 

答えは、売る事です。

「買う前に売る事も考えるの？？」

と思われたでしょうが、同じ家にすみ続けるという事は今の時代はなかなか無いと思います。

家族の状況の変化、子供が成人して家から出ていく、親の介護など、年齢により状況は変化します。

そんな時に、仕方が無いので家を売ろうかと思った時に、

 

家の売却金額　＜　住宅ローン

※家を売っても借金が残る事、または売れずに困る事

 

こんな場合は家をなかなか売る事ができなくなります。

幸いに２０２３年に関しては、不動産は上がっていますが、

今後どうなるかは不明です。

不明でも、売る時に売りやすいか、売りにくいかがあります。

それを物件を紹介する際にご説明します。

 

「そんなのやってたら時間だけかかって大変じゃないの？」

大変です、時間もかかります。

でも、お客様の将来のリスク軽減できるので、必要な事なのです。

 

大事な事は、諦めずに物件の購入準備、借りる準備を不動産営業と共有して準備していく事です。